「長坂」は、明治22年の伊川谷村ノ内長坂村、大正6年の伊川谷村長坂と経て、神戸市と合併した翌年の昭和23年1月に伊川谷町長坂となる。その名の通り、長い坂から付いた地名である。
停留所名になった「長坂橋」は、1986(昭和61)年3月に渡された、伊川に架かる片側1車線の道路橋であった。第二神明道路北線の工事と共に、ここを走る兵庫県道487号の一部が国道2号支線の一部となり、兵庫県道16号との交差点へは「新長坂橋」が1998(平成10)年3月に架橋された。長坂橋は、新長坂橋の川下に、今でも歩道橋として存在している。ちなみに、長坂橋の付近には、長坂橋と連続する「第二長坂橋」と、交差道路の「長坂川橋」もある。
「長坂橋」停留所は、14系統(2005年に神姫バスへ路線譲渡により廃止)の停留所として開業した。「神戸市交通局四十周年史」に記録されている昭和32年の路線図では省略が多くて確認できないが、昭和49年6月の路線図には「長坂」とあり、昭和55年8月には「長坂橋」とあることから、この時期に停留所名が変わったか、位置の移動による停留所改廃があったと思われる。
1985年6月、学園都市駅前〜明石駅間で57系統が開業、神姫バスとの共同運行で、神戸市バスは「神戸学院大学」停留所まで乗入れた。1993年4月には、朝霧駅前〜伊川谷駅前間に58系統が開業、この時に停留所名としての「長坂」が、長坂橋〜伊川谷高校前間に復活している。
2005年4月、西神営業所の外系統(12・13・14・20・57の各系統)を共同運行相手の神姫バスへ路線譲渡し、「長坂橋」停留所を通る市バス路線は58系統のみとなってしまった。
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