昔、この辺りは(現在長田区の)東尻池村の山林で、1833(天保4)年に西宮の油屋・吉田善右衛門が8年がかりで30町歩を開拓し、田畑にしたという。1841(天保12)年、幕府に願い出て村となる時、善右衛門の姓である「吉田」から取って「吉田新田」となった。市街地となった1927(昭和2)年には、「吉田町」として町名に採用されている。」 市道西出高松前池線(通称「高松線」)の北側は「御崎町」。3系統や9系統のバスが休む神戸市バスの和田詰所や「神戸ウィングスタジアム」のある御崎公園の地下には、2001年7月に開業した神戸市営地下鉄海岸線の御崎車両基地が広がっている。 御崎公園には、廃止後広島で活躍していた元神戸市電の1103号車が、2003年3月に里帰りして点字保存されている。同車は神戸市交通局が自局で製作した最後の車両で、歴史的価値に加えて市電を知る人の思いはひとしおである。残念ながらショーケースはないので、悪戯や盗品が心配であるが、無料で自由に見られるのが嬉しい。
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